スポーツ指導・体の動かし方

2015年10月 4日 (日)

1on1 ペネトレイト

バスケットボールで一番目を引くプレーは豪快なダンクシュート!
海外の2mを越す大男達が見せるプレーは本当に迫力があります。

そしてもう一つ、見事なドリブルワークから目の前のディフェンダーを抜き去るペネトレイトというプレー。
ペネトレイトは少し小さい選手が得意とするプレーで、見事なドリブルテクニックで相手ディフェンダーを翻弄させ抜き去るプレーは本当に見事なんです。
1on1からのペネトレイトは本当に見応えがあり楽しませてもらえます。

NBAではペネトレイトを得意とする選手をペネトレイターと呼びます。
相手ディフェンダーの足を縺れさせひっくり返せるプレーをアンクルブレイクと言い、会場はとても盛り上がりテレビ観戦するこちらも興奮します。

NBAのバスケットボールは本当に凄いプレーが山盛りにあって本当に楽しいスポーツなんです!



日本のバスケットボール。
日本人は身長が低いので、ドリブルで1on1の勝負出来る能力を高めて行けばもっと盛り上がる試合が見られるだろうのに!と思っているのですが、日本人プレーヤーでペネトレイトが得意だ!と言う選手は本当に少ないように思っています。


1on1 ペネトレイト

オフェンスとディフェンスの二人、抜こうとする選手と抜かさないようにする選手が面と向かってするせめぎ合いの勝負は一瞬で決まります。
そのためにドリブルテクニックは磨き上げないと何も出来ません。
基本、オフェンスは相手に悟られないように仕掛け相手より半テンポ先に動かないと絶対に抜けないんです。


ペネトレイトの指導方法、私の住んでいる地域のミニバスケットボールの子供達が教わっているペネトレイトの方法には疑問符が付くんです。
「その方法ではディフェンダーは抜けないでしょ?」と。

私の息子達も習ってたのですが、相手ディフェンダーを抜こうとする時にする動きが、「前足を大きく前に出して相手の横に入る」そして「上半身を捻り立ててすり抜けるようにして抜く」と。

P1

オフェンスは悟られないように仕掛けないと抜けないのに…、前足を大きく前に出すんです。
前足が浮き始めてバレバレになるんです。するとほぼ同時にその出た足の方にディフェンダーは動くので壁となって抜く事は出来ないんです。

仮にディフェンダーの横に入れたとして、今度は上半身を捻り立てるので身体から力が抜けてしまいます。
力が入っていない状態になっているところに相手ディフェンダーが身体をぶつけてくるので簡単に不安定になりペネトレイトは継続が出来なくなって止めるしかなくなるんです。

そんなペネトレイトの方法を今の子供達もきっと教わっているんだろうなと思っています。


ではNBAのペネトレイター達がしている方法は。

先ずはトリプルスレッドでしっかりとボールをキープ。
次にいろんなフェイクやドリブルテクニックを使いディフェンダーを翻弄させます。
そしてディフェンダーが半テンポ遅れたその一瞬に拇指球と親指で床を押ようにして前に飛び込みます。
飛び込んでも反射神経が発揮されるので転けることはありません。
飛び込んだその瞬間に肩がディフェンダーを通り越しているので、後はドリブルを突いて切り込んで行きます。

P2

NBAのペネトレイター達はこの方法を使ってディフェンダーを抜いて行きます!

本当にカッコイイプレーなんです!

日本人選手もどんどん1on1からのペネトレイトをして行ってもらいたいです。
そうしていけばいつか日本人選手二人目のNBA選手が見られるかもしれない???


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2015年10月 2日 (金)

ディフェンス姿勢

今回もバスケットボールの話を。
前回の「トリプルスレッド」の記事は、こちら

昔から日本で何か身体を動かすことをするとき、よく言われることがあります。
「腰を落とせ!」
「踏ん張れ!」
「腹に力入れろ!」
といった言葉達。

当然、それらの言葉が理に適っている時もありますが、身体を素早く動かすスポーツをする時にはそれらの言葉は当てはまらないことが多いと思っています。

競技の枠を越えて日本で教えられるディフェンスの姿勢。

D1

上の言葉そのままに、椅子に座っているかの如く腰を落とします。腰をそこまで落とすと爪先は外を向いてしまい踵までしっかりと床に付いてしまいます。
相撲の四股の練習でもしているのか?と思ってしまう景色。

この姿勢をすると爪先から踵までの全面が床に接地するので前後左右への動きに対応出来なくなります。
こうなってしまうと完全に受け身だけの姿勢になってしまいます。

それと、この姿勢には最大の問題点があるんです。この姿勢の練習を真面目に一生懸命頑張る子は「オスグッド・シュラッター病」を患う可能性が高くなるんです。
腰を低くすることによって太もも前面に強い負荷が加わり大腿直筋が硬化し始めます。硬化が強く酷くなると膝下で大腿直筋が骨から剥離を起こします。
私の子供達にはそうならないために「痛い思いしたくなかったら手を抜き」と伝えていたので痛い思いをせずに済みました。

「ディフェンス」イコール「守り」であるので受け身の姿勢でいいんじゃないのか?と言われそうですが、「攻撃が最大の防御」と昔から言われているようにディフェンスの時も攻める姿勢が必要だと考えています。

攻撃的であるためには、足の接地位置は肩幅より少し広くし僅かに前後に置きます。拇指球から親指が常に床に接地しているのを認識しながら爪先と膝を内に絞ります。そうすると踵は自然に浮き気味になります。

D2

そうすると膝は曲がり難くなりお尻も程々の高さの位置で落ち着きます。時に人から「腰高い!しっかりを落とせ!」と言われるかもしれませんが、気にしないでください(苦笑)
この姿勢を取れば前後左右、あと上にも動きやすくなります。
もちろんオスグッド・シュラッター病にはなりません。

それとこの姿勢は立ち技の格闘技の姿勢と基本変わりません。気持ち腰が下がっている位か。
立ち技の格闘技は攻撃と防御を瞬時に切り替え対応しないとあっさりと負けてしまいます。
バスケットボールも目の前の相手選手と戦っているんです。
瞬時に切り替えが効く体勢でいなければ簡単に負けてしまうんです。

子供達に怪我を負わせることの無い練習メニューを作って頂きたい思いと、バスケットボールの醍醐味の一つでもあるワクワクする1on1を日本でももっともっと見せて頂きたい思いでいます。

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2015年10月 1日 (木)

トリプルスレッド

少し前にバスケットボール日本代表女子チームがリオデジャネイロ・オリンピックの出場を決めました。日本代表男子チームは今、出場権を手にするために頑張って戦っています。

バスケットボール。

私は昔からNBAを観るのが好きで今も観ています。子供は友達に誘われてミニバスケットボールを始め長男坊は大学生になった今も続けていて、いつも身近にあったスポーツです。

NBAを観続けていてる私には、ミニバス、中学、高校のバスケットボール、書店で売っている「上手くなる」指導書を見ていると、やたらと違和感を感じさせて頂きます。

何年も昔から「これが正しいバスケットボールの動き方です」といろんな指導者が仰っているのですが、それらを見ていて出てくる言葉。
「いやいや、それじゃ動けへんやろ?」
「いやいや、それじゃ出来ひんやろ?」

人間が身体を効率良く動かす理屈とバスケットボールで身体を動かす理屈が別物な訳は無いのですが、いつも「別物やなぁ~」と感じ見ています。

バスケットボールの基本のひとつ。
「トリプルスレッド」

この姿勢を取れば、シュートも、パスも、ドリブルもひとつの動きで行うことが出来ると言われる姿勢になります。

とても大切な姿勢なのでバスケットボールする全て選手が習い行います。

習うのはいいのですが、日本では、アメリカと全く違う姿勢を習います。

日本で習うトリプルスレッド。

T1

ボールを持っている手の肘が身体より前にある状態。

アメリカでされているトリプルスレッド。

T2

ボールを持っている手の肘が引かれ身体の後ろにあります。


肘が身体より前にあるか後ろにあるかで何が違うのか。

人間の身体の仕組みからモノを遠くに飛ばすためには、飛ばすモノを身体に引き寄せ、動作で作ったエネルギーを使い遠くに飛ばします。そのためには肘は身体の後ろまで引かないとエネルギーそのものが生まれないんです。

ですが日本のトリプルスレッドは身体の前にボールがあるためシュート、パス、ドリブルの何を選ぶにしても、ひとつの動作では何も出来ないんです。ふたつの動作をしないとボールは前には飛ばないんです。
ひとつ目の動作で肘を後ろまで引き肩口までボールを引き寄せてふたつ目の動作で三方向のひとつを決めることなるんです。

まぁ、実際の試合になればこのトリプルスレッドをしている選手を見ることはまずありませんし見たことも無いです。

試合では使うことのない動作を小学生の頃に習ってしまう日本のバスケットボール事情。
男子のプロバスケットボールが2リーグ制から1リーグ制になり発展させて行こうと皆さん思われていると思いますが、基本と言われている今していること、今教えていることに問題点は無いのか、改善点は無いのか、考えて頂けると日本のバスケットボールもより素晴らしくなっていくのではないかと思っています。

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